奨学金を借りよう

晴れて大学などに合格し、高校を卒業された方や、いろいろな理由で専門的な教育機関に進まれた方、中学卒業後、何らかの理由で高校進学の費用が必要になった方など、様々な方が奨学金を利用されます。
この制度は戦前から始まり、戦後の教育機関の増加によって、借り入れ人数や貸与額が増加しています。
平成に入り、新設大学数が急増しており、学生一人あたりの借入額も上昇しています。
法科大学院など、専門的な教育を行う大学院への進学には、高額な学費が伴います。
一方、大学院を卒業しても就職先がない、「オーバードクター」という問題も指摘されており、対応が急がれています。

奨学金の借入額に不安がある方は、借入額を増額出来ます。
もっとも、卒業後の返済を見通した上で、しっかりと返済計画を立てましょう。
あまりにも多くの金を借りてしまうと、月々の返済額も高額になります。
ローンは最低でも10年以上は払い続けることが一般的です。
くれぐれも、返済計画の立て忘れにはご注意下さい。
ご家庭の収入に合わせ、借りられる奨学金の額は変動します。
特に高所得者のご家庭の場合、親の扶助が優先されるため、審査に落ちる可能性があります。
あらかじめご了承下さい。

奨学金は、返済義務があります。
特に複数の奨学金を借りている方は、返済額も多く、返済に追われる方も少なくありません。
卒業後、収入が安定しない方は、貸与機関に対し、「延納願」を出しましょう。
奨学金は後輩につなぐリレーとなる資金です。
ご自分の学業を優先されることも良いですが、返済のことを全く考えず、高額な借り入れを行う事はやめましょう。